3.11

2011年3月11日

わたしは東京で被災しました。

あれから9年。

色んな事がありました。

1度死んだと思ったこの命

そんな日に仕事が出来た今日に感謝です。

ありがとうございました。

1枚目

ぶっ飛んだ時計が地震が起きた時間で壊れて落ちていた

2枚目

冷蔵庫が回転して

ブラウン管の重すぎるテレビが動き

キッチンの戸棚には何もなかった 。

3枚目

電気のカサが何度も何度も天井にぶつかったあと

丸い蛍光灯は違う部屋の5m先からのちのち見つかった

4枚目

その日から住めなくなり、実家で寝たり車で寝ながら家を探しまくった

5枚目

家で寝られる事に感謝した。

やっと伸び伸びと寝かせることが出来て幸せを感じた

建物が崩壊ふると思った程揺れ

泣き叫ぶ娘を抱きしめ

『大丈夫だよ大丈夫だよ』

笑顔で言いながら

私も恐怖で気を失いそうになり、慌ててベロを噛んで口の中が血だらけになった。

そうでもしないと意識をたもてなかった。

建物が折れると思い、娘を布団でなんじゅうにもくるんだ。 『この子だけは助けて下さい!』

その思いしかなかった。

数日すると欠陥住宅とわかり、泣き寝入りはしたくないから闘った。

離婚した時、3.11、そして去年が私を強くしていきました。

未だに小さな揺れでも地震がトラウマです。

今日という日

亡くなられた方、未だ不明の方、そして生き続けててる皆様へ

いつもより心から祈ります。

当たり前のことに日々感謝🙇🏻‍♀️

吉山りさ